2003年に立ち上げられた、ニューヨークのニッチ・パルファン「ボンドNO9」。ランコム、ロレアル、アニック・グータル、クリードなどでキャリアを積んだローリス・ラメが、長く暮らすニューヨークにオマージュをささげてオープンしたもので、そのコンセプチュアルで高品質なラインナップは、またたく間にシーンのワン＆オンリーとして認知され、今日にいたっております。

こちらはそんなハイ・メゾンのフレグランス・ラインから、2012年に発売されたユニセックス香水です。マンハッタンの中央にある公園、文字どおりセントラル・パークをイメージした作品で、2004年の「セントラル・パーク」以降続いているシリーズ物のなかのひとつです。今回はセントラル・パークの西側をモチーフにしていて、そこからさらに西に行くとブロードウェイ、公園の向こう側はフィフス・アヴェニューという、魅力的なロケーションです。香りはリッチなフローラル・ウッディー・ムスキーの香調がベース。このブランドらしいゴージャスな香気を存分に体感できる一品に仕上がっております。

ナルシス、イランイラン、ペッパーなどが、ラグジュアリーでたおやかなフローラル・スパイシーを香り立たせるトップから、
ジャスミン、ガーデニア、リンデン・ブロッサム、オリス・ルートなどが、ふくよかで奥深いフローラル・スウィートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはベチバー、オークモス、オーク・ツリー、ムスクなどが、ウォームでグラマラスなウッディー・スウィートで全体をドライダウンさせて、大人っぽくあでやかなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。

調香は、「チェルシー・フラワー」や「ハロッズ」、「モントーク」など、このボンドNO9の香水を多く手がけているローラン・ル・ゲルネ。プロデュースは「LAURICE＆CO」です。イランイランやガーデニアといったホワイト・フラワーがよく香る印象で、とてもクラシカルで貴婦人風な一品。そのため、ユニセックス仕様ではありますが、レディス用といってもいいかもしれません。

すばらしいボトル＆ボックスもこのブランドの特徴。ボトルは見てのとおりの存在感です。

●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。

●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。




セントラルパーク ウエスト EDP・SP 100ml
CENTRAL PARK WEST EAU DE PARFUM SPRAY